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ヨムカク

KADOKAWAとはてなの小説投稿サイト「カクヨム」専門の読み専レビューブログです。

60年の時空を超えたスターリンの密書とは何なのか。謎の左翼ヒロインが魅力の「ソヴィエツキー・ソユース(CCCP)から来た少女」が面白い!

未完なのでまだミステリーとしての評価はできないのですが、ぜひご紹介したい本作。

続きが大変気になる作品。一見、ボーイ・ミーツ・ガールのベタなライトノベルでもあるのですが、この設定にどう説明がつけられるのか謎なのですよね……。

kakuyomu.jp

 

東京の三流私立大に通うマモルのもとに現れたのは1953年のソビエトからやってきたというロシア人美少女・ソーニャ。トカレフで武装した彼女が持参した手紙、それはマモル宛てに書かれたスターリンの密書だという。しかも、その密書は、一ヶ月後まで読むことが許されないらしい――。

主人公を護衛したいとのソーニャの申し出を受け、美少女との不思議な同居生活を開始するマモル。果たして、60年の時を超えてとどけられたその密書とは。

 

本作、基本は普通にベタベタなボーイ・ミーツ・ガールのライトノベル展開なんですよ。いきなり家に現れた奇妙な美少女が自宅に転がり込んで、冴えない主人公の男の子を振り回していくという。

でも、ラブコメかというと、ちょっと違うのです。

今のところ恋愛要素はそこまで顔を出していなくて、これはラブコメ……なのか? とにかく設定に謎が。この設定、ちゃんと納得のいく説明がつけられるのか、正直、若干不安なくらいです。

ソーニャは、どうやら60年前から来たということをちゃんと自覚しているらしいし、ヒロシマナガサキに起きたことすら知っている。にも関わらず、ソビエトの崩壊を決して認めようとしない。彼女はいったい誰なのか。どんな想いで、マモルと過ごしているのか――。

本作は連載のためミステリーとしてまだ完結していません。完結していないのにご紹介したものかどうかためらったのです。が、リアルタイムに謎を追っていきながら読めるというのも、web小説ならではの醍醐味なのだという気もします。続きは期待して良い……はずです! いまのところ普通に良質なボーイ・ミーツ・ガールなライトノベルなのですが、とにかくこの少女の背景設定が謎すぎる。

スターリンに陶酔している左翼ヒロインが魅力の本作、注目しています。

ミステリーなので完結してからもう一度、感想を書きたいところですね。点数は保留。

スターリンが日本の大学生に届ける密書って何なんだ。

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 あ、この写真はスターリンの写真です。